妊娠糖尿病に注意!妊娠期こそ穀物と豆を食べましょう
でも、赤ちゃんのエネルギーになるブドウ糖は必要だから、血糖値の上昇を防ぎながら摂取したほうがいいポヨ。
どうしたらいいの?!
簡単なんだポヨ!
玄米や3分づきのお米、全粒粉やお豆を選ぶようにするとなっちゃんにも赤ちゃんにも良いポヨ!
白米を玄米や雑穀米に置き換えたり、サラダやスープにお豆を入れるだけポヨ!
現在、食の欧米化が進み、これらの穀物と豆の消費量が減ってきています。
しかし、妊娠期こそ、穀物と豆が必要なのです!
1.穀物と豆を食事の中心にして妊娠糖尿病を防ぐ!
食事の主食となる炭水化物。
これらは食べすぎると太るなど嫌煙されがちで、最近では炭水化物抜きダイエットなどが流行っています。
しかし、これら炭水化物も選び方を考えれば、敵ではなく、むしろ燃費の良い食事となるのです。
近年の穀物の主流は白いお米や白い小麦粉となっていますが、これらは食べるとすぐに吸収され、血糖値がすぐに上がります。
妊娠期は血液中のブドウ糖を赤ちゃんの成長に使えるようにインスリンの分泌を抑えてしまうため、血糖値が妊娠前よりも上がりやすく、妊娠糖尿病を引き起こしやすくなってしまいます。
赤ちゃんに必要なエネルギーとしてブドウ糖は欠かせませんが、血糖値の急上昇は防がなくてはいけません。
その為にも、白いお米や白い小麦粉ではなく、血糖値が上がりにくく、ブドウ糖も摂れる玄米や3分づき米、全粒粉を選ぶようにしましょう。
また、豆はプロテインなどの粉末ではなく、ホールの状態で摂ると、食物繊維も多く含まれているため血糖値の上昇を防ぎながら、ブドウ糖を摂ることもできます。
2.穀物と豆でたんぱく質も補給
妊娠期には、血糖値だけでなく、飽和脂肪酸の摂りすぎによる、コレステロールや中性脂肪の上昇も注意が必要となります。
飽和脂肪酸はお肉に多く含まれているため、摂りすぎには充分注意しましょう。
しかし、人の細胞をつくるにはたんぱく質が欠かせません。
たんぱく質はお肉から摂る!というイメージが強いですが、実は穀物と豆が食事の中心だと、余計な飽和脂肪酸を摂らずに、妊娠期に必要なたんぱく質を補給できます。
ただ、私たちが食べ物から摂らなくてはいけない9種の必須アミノ酸という栄養素のうち、穀物と豆はそれぞれ1~2種類不足しています。
そのため、それぞれを補い合うように食べるためにも、穀物:豆を2:1の割合で摂るようにしましょう。
穀物と豆は、余分なものを摂らずに必要な栄養を摂れる魅力的な食材です。
ぜひ、ご飯を玄米や雑穀米に変え、サラダやスープにお豆を入れるなど、穀物と豆を取り入れた食事をしてみませんか?