子宮頚管が短い症状は安静で治る?2.4センチ切迫早産で入院宣告!長さの平均は?
私は妊娠28週の時の定期健診の際に子宮頚管が2.4cmより短い状態になりました。
医師に切迫早産と診断され、すぐに緊急入院して下さいと言われました。
しかし、二人目の妊娠だったので上の子が居る状態。
入院する事が出来なかった私ですが、自宅安静と張り止め薬と点滴で何とか切迫早産を乗り切り、39週で無事に長男を出産する事が出来ました。
そんな私の体験談を今回は書かせて頂きます。
子宮頚管が短いと診断されて不安な方や妊娠中の方に少しでもご参考になれば幸いです。
目次
子宮頚管が短い症状に気づかなかった
私が切迫早産だと診断されたのは二人目の妊娠の時です。
一人目の時に特に大きなトラブルもなく、妊娠と出産を経験していたので、今回も大丈夫だろうと過信していました。
勤めていた会社の関係で、育休から復帰して2ヶ月半間のみ仕事に復帰して、また産休と育休を頂くというスケジュールでした。
そのため、当時1歳半の娘も保育園に3ヶ月間のみ預ける事になりました。
仕事に復帰してからは時間との戦いで、保育園まで片道40分電動なしの自転車で通いました。
アップダウンが激しい道だったので、体にはかなり負担がかかっていたのだと思います。
保育園に預けた後は、満員電車で1時間揺られて、最寄り駅から15分の会社を始業時間に間に合わないから小走りで通ってました。
少し、膣の辺りが重いかなと思っていましたが、子宮が大きくなっているからだろうと勝手に思っていました。
子宮頚管が短い時のお腹の張りは?
膣の辺りが重いかなと感じている状態の時の定期健診で先生に
「お腹がすごい張ってるけど、自覚ある?」と聞かれて、驚きました。
自分では全くお腹が張るという感覚がなかったからです。
念のため内診もするという事で、子宮頚管を測った先生が「2.4cmきっているよ!これはすぐに入院しないとダメだ」と言われてました。
「でも、上の子もいて仕事もあるので、入院は厳しいです。」と言うと、「28週でこの子宮頚管の長さは緊急入院レベルだよ!仕事なんて言ってる場合じゃない」と怒られて、そんなに大変な事態なのかという事を初めて自覚しました。
同時にお腹の赤ちゃんのことを考えてあげられなくて無理していた事にとても申し訳なく思いました。
子宮頚管長さの平均は?
通常、臨月になるまでに子宮頚管は短くなってお産に向けての準備をします。
しかし、妊娠28週というとまだまだ、子宮頚管は4センチぐらいが平均。
3センチ台になると安静が必要になるそうです。
子宮頚管が2.5センチを切ると入院して、張り止め点滴や安静生活を過ごす事を病院から言われます。
私の場合、自分の実家や旦那の実家も遠方で、上の子の預け先がないため入院する事は無理でしたので、先生に事情を説明してその日から自宅安静と張止めの薬の服用の日々が始まりました。
子宮頚管が短い状態での自宅安静生活
自宅安静といっても、上の子がいるため一緒に遊んだり必要最低限の家事をやらなくてはいけないので、ずっと寝たきり生活は出来ませんでした。
それでも、なるべく長女のお昼寝の時には布団で一緒に横になったり、絵本の時間を長くして、その際はお膝で読む習慣から寝転がって読むスタイルになりました。
また、今まではほとんど見せなかった子供向けのテレビを一緒に横になりながら見たりとして過ごしました。
横になる時間が長くなると、今まで気付かなかったお腹の張りに気付くようになりました。
横になっている時には、お腹はあまり張りませんでしたが、家事をしたり、長女をお風呂に入れる際などは、お腹が硬くなっている事に気付きました。今まで、ずっとこんなに張っていたんだなと反省しました。
長女も公園に行きたがる事もありましたが、お部屋での工作を楽しんでくれて、主人が休みの日には外で思いっきり遊ばせてくれたので、助かりました。
子宮頚管の長さが伸びた
子宮頚管が短くなり、切迫早産と診断された人に病院からお勧めされていたのが、
トコちゃんベルトという妊婦用の骨盤ベルトと子宮を上にあげるゆらゆら体操でした。
トコちゃんベルトを巻くと確かに、買物中や家事の際の立っている時に負担が少ないように感じ、今まで感じていた膣の違和感が和らぎました。
ゆらゆら体操は横になり、足をついて腰を上に持ち上げて子宮の位置を上にいくようにゆらゆらそのままの状態でゆれる体操です。体操という名前でしたが、全く負担なく出来るので、私はトコちゃんベルトを装着する前によくやっていました。
張り止めの服用、横になる時間を増やす、トコちゃんベルトの装着、ゆらゆら体操と自宅安静している間実践して、1ヵ月後の検診で子宮頚管を測ってもらったら、何と子宮頚管が2.8センチに伸びていました!
子宮頚管は伸ばす事も出来るんだと驚きました。
子宮頚管短いのを自宅安静生活を続けて臨月まで
妊娠28週の時は、1週間起きに様子をみて、なるべく長い週数ををもたしてと先生から言われてました。
自宅安静とトコちゃんベルト、ゆらゆら体操をその後も続けて臨月を迎える事が出来ました。
正規産の周期に入ったので、安静を解除してもいいよと先生に言われてからは、長女とお散歩や公園にお出掛けしたりと楽しみました。
安静を解除して、積極的に動いて2週間。妊娠39週で3184gの元気な長男を無事に出産しました。
切迫早産で入院が必要だと診断されていましたが、39週までもつことができました。
周囲の方々への感謝
切迫早産と診断されて、たくさんの方にお世話になりました。
事情を話して次の日から休業の措置を取ってくれた会社の方々、お腹の中で、必死に頑張ってくれた長男、お外に遊びに中々出られないけれど我慢してくれた長女、家事、育児に協力してくれた主人、事情を聞いて入院ではなく自宅安静の方針をとってくれ、親身に診療して頂いた先生や看護士さん、手伝いに来てくれた友人、周りの方に支えられて、無事に出産する事が出来ました。本当に感謝です。
子宮頚管が短いと診断された方へ
子宮頚管が短いと診断されて私の場合は、自宅安静で大事に至らずに無事に出産出来ましたが、
やはり病院が入院という診断をされているのであれば、その指示に従うのが一番だと思います。
一大事が起こってからでは悔やんでも悔やみきれません。
また、子宮頚管が短い方はまずは横になって安静にして下さい。
座っているだけでもお腹には負担がかかるので、安静にするには横になりましょう。
そして、おすすめしたいのは、先程述べたトコちゃんベルトと子宮を上にずらすゆらゆら体操です!
実際に私自身の子宮頚管が長くなったので、効果を実感出来ました。
この記事を読んでくれた、みなさんが無事に健康な赤ちゃんが生まれますように!!