つわり症状がつらい時にオススメの食べ物と献立メニューレシピ
つらいときは無理しない方がいいポヨ~
でも、どうしよう…つわりでも簡単に作れるものないかなぁ…
そこで今回は、つわり症状がつらい時にオススメの食べ物とレシピを紹介します。その前に、つわりの時期の食事のとり方についておさらいです。
つわりの時期は、しんどいながらも、「赤ちゃんのためには栄養バランスの良い食事を摂らなきゃ」と、頑張りがちなママもいらっしゃいますが、そこは無理せず、食べられるものを食べましょう。
「お野菜食べなきゃ、あれもこれも…」と、ストレスをためてしまうとそれだけでつわりがひどくなってしまう場合もあります。
最低限、水分の補給だけ気を付けて、口にできそうなものを摂っていくようにしましょう。また、空腹になりすぎると気分が悪くなることも。
朝起きた時は前日の夕ご飯からかなり時間がたっているので、胃の中は空っぽです。
枕元にペットボトル入りのお茶を用意しておくと水分補給にもなるのでおすすめです。それを踏まえた上で、オススメの食べ物を紹介します。
目次
1.つわりの時期にオススメの食べ物
1-1.温かくないもの
炊きたてのご飯やアツアツの味噌汁のにおいにうんざりしている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
私の個人的な経験ですが、つわりの時期は、あったかいご飯やどんぶり、あつあつのラーメンは食べる気がしませんでした。
ざるそばを好んで食べていました。
普段そばなんてあんまり食べないのに。
お家で食べる時には少し冷まして食べたり、ご飯はおにぎりにしておいたりすると良いです。
ただし、夏場は食中毒の危険があるので、作ったご飯を部屋に放置しておくのは厳禁。
なるべくなら冷蔵庫にいれておくと良いでしょう。
おにぎりは、握ったまま冷蔵庫にいれてしまうと固くなっておいしくないので、食中毒を防ぐ意味でも、ラップしておにぎりを握り、少し冷ましてから食べると良いでしょう。
1-2.口あたりがアッサリしているもの
こってりした揚げ物よりは、あっさりとしたスープなどが食べやすいです。
夏場だと冷たいそうめんやそばが食べよいです。
ただし、そればかり食べると夏バテになりやすいので、ビタミンの補給のためにもレタスやトマトなどの野菜をサラダにして食べるのをお勧めします。
もし、体調に余裕があるのであれば、豚肉(モモ肉は脂が少ないのであっさり食べられます)のスライスをさっとゆでて、冷しゃぶのようにして食べると豚肉のビタミンB類で夏バテを防ぐことができます。
1-3.酸っぱいもの
酢の物やレモン水など、酸っぱいものや、オレンジやキウイなどの甘酸っぱいものは、つわりの時に食べやすいです。
「かんたん酢」や「やさしいお酢」といった、すでに調味されているお酢は、キュウリや大根などにかけるだけでピクルスのように仕上がるので、作る手間を省きたい方にお勧めです。
また、シャーベットもさっぱりしている上に糖分と水分を補うことができるので、食欲が全然ないときにもおすすめです。
無理せず、少しずつ食べるだけでも、つわりの症状が軽くなります。
1-4.水分の多いもの
パサパサしたものよりも、水分が多いもののほうが飲み込むときに詰まることなく食べられるので、つわりの時にも食べやすいです。
焼いたものだと臭いがきつくて食べられない(魚など)時は、煮てしまうと食べやすくなります。
また、豚汁などは調理も簡単な上に肉も野菜も同時に摂れるので、つわりの時期の食事におすすめです。
台所にたつのもしんどい、という方は、市販のレトルトスープや、フリーズドライのお味噌汁を活用してもいいでしょう。
レンジでチンするかお湯を注ぐだけで食べられるため、料理の手間を省けます。
最近では塩分控えめのスープやおみそ汁も販売されていますし、野菜たっぷりのスープもあるので活用してみてください。
産後、食事を作るのが大変なときにも使えますよ。
2.スーパーで手に入る、お勧め食材
2-1.缶詰の果物
切る手間もなくすぐに食べられます。
水分が多い上に、糖分も入っているため、食欲がないときにお勧めです。
2-2.野菜ジュース

200ml入りのコンパクトなものも売られているので、冷蔵庫から出してすぐ飲めます。
野菜ジュース独特のドロッとした食感が苦手でなければ飲んでみるのも良いでしょう。
2-3.ゼリー

いくつかを旦那さんに買ってきてもらって、食べられそうなときに食べましょう。
2-4.ビタミン入りゼリー

栄養分も添加されているので、ビタミンや鉄分、タンパク質などの不足が気になる人におすすめです。吸い口がついているので、布団から起き上がることができなくても簡単に摂れます。
パッケージの色によって、タンパク質強化だったりビタミン強化だったりと、含まれている栄養素が異なっています。
ちなみに、私は出産の時の水分補給に使いました。
3.つわりの時期に手軽に作れるご飯レシピ
つわりの時期、病気ではないけれども何とも言えない身体の不快感は、なかなか他人にはわかってもらえないですよね。
旦那様のためにご飯を作りたいし、ちょっとでも食事らしい食事をとりたいけれども買い物に行くのもしんどい。
そんな時に使ってほしい、手間を省いてパッと作れるレシピを紹介します。
もちろん、私も妊娠中に実践していました。
つわりの時期は無理せず、スーパーのカット野菜や簡単に作れる調味料を活用してみてください。
3-1.サラダぶっかけそうめん
一口大にちぎったレタス、薄く切ったキュウリ、細く切った大根などを混ぜて、その上にゆでたそうめんをのせます。
フライパンで薄く焼いて細く切った玉子や、細切りのハム、カニカマ、ゆでた小エビなどを載せて、めんつゆをかけていただきます。
レタスやパプリカなどがミックスされたカット野菜を使うと、野菜を切る手間を省けるので、つわりでしんどいときはお勧めです。
錦糸卵も作るのが手間だなと感じる時は、ゆで卵を4等分して飾ってもきれいです。
そうめんだけだと、栄養が偏ってしまいますが、野菜や玉子を追加することでビタミンやタンパク質も補給できます。
3-2.冷製ブタしゃぶ
しゃぶしゃぶ用の豚肉(豚肉のこま切れでもOK)をスライスした生姜と一緒に茹でます。
カット野菜(キャベツの千切りやレタスなどでもOK)の上に豚肉をのせ、胡麻だれ(胡麻ドレッシングでもOK)をかけたらできあがり。
胡麻ダレのこってりした感じが苦手な時は、ポン酢をかけるとあっさりおいしく食べられます。
豚肉に含まれるビタミンB群で、食欲不振やだるさを改善する効果も。
3-3.メイン料理にもなる!具たくさんスープ

コンソメや中華だしなど好きなスープの素で味付けして完成。コンソメを入れた場合は、トマトの水煮缶(ケチャップでもOK)を入れるとミネストローネ風に、牛乳を入れるとシチューのようになります。
中華だしで味付けした場合は、仕上げにごま油をスプーン1杯ほどいれると、香りがとても良くなります。
体調に合わせて味付けを変えてみてください。
野菜を切るのもしんどい時には、野菜炒め用のカット野菜を使っても良いです。
写真は、妊娠していたころにつくったスープです。牛乳を混ぜてクリームシチューのようにしています。
お肉の代わりに、スーパーのお肉コーナーで見つけた鶏団子を使いました。
3-4.切る手間なし 野菜炒め

包丁すら使わずにできます。
ごま油で炒めると中華風に、バターで炒めて最後に少し醤油をたらず(ティースプーン1杯程度)と、バターの良い香りがします。
体調に合わせて味付けを変えてみてください。
写真は、豚肉とカット野菜とカット済のシメジをごま油で炒めて中華だしを少し振って味付けしました。
包丁で切る手間が無いのですぐにできあがります。
3-5.炒めるだけパスタ

ただ味付けはコンソメでした方がおいしいです。
野菜炒めは少し味を濃いめにすると、味がしっかりします。
パスタにすることで主食も一緒に摂れるため、ご飯の炊けるにおいが嫌な方にもおすすめです。写真は、炒めるだけパスタの一例です。
豚肉、玉ねぎ、人参、シメジなどをバターしょうゆ味で炒めて、パスタを絡めました。
奥に見えているのは、インスタントのコーンスープにスーパーで買ってきた煮物です。
右端の大根はめんつゆを使って炊きました。
なっちゃんも、悪阻に悩んでいました。つわりの原因や対処法は無いのかな?と看護師さんに聞いてみました
葉酸はつわりを軽減するのか?つわりの原因と対処法まとめ
また、つわり時の栄養補給にも【葉酸サプリがおすすめ】と言う意見もありますが、
つわりになると、サプリすらも飲め無いと言う人が多いのも事実。
飲みやすい、小さい錠剤の商品に変えるのも賢い選択と言えます。
>>葉酸サプリ40種類の特徴をまとめた表をチェック