葉酸は産後と授乳中にも必要?赤ちゃんとママにもたらす効果!
葉酸を摂取すると予防できるものもあるポヨ!
葉酸って髪の毛にも良いの?
産後のトラブルって他に何があるのー?
葉酸はタンパク質の合成を促進するから、髪の毛にも良いし、産後うつにも効果があると言われているポヨ!
あとは、血液を作るのを助ける働きがあるから母乳の元になる血液が作られやすくなるし、母乳から赤ちゃんに葉酸が届くから、授乳中のママが葉酸を摂取していると赤ちゃんの成長にも役立つポヨ!
生まれてからも赤ちゃんが健康に育つよう、葉酸の大切さや栄養効果を学んでおきましょう。
目次
1.葉酸は授乳中にも必要?
赤ちゃんが無事に健康な身体で生まれてきた後も、発育を促すためには葉酸が欠かせません。
厚生労働省は、産後や授乳中の女性に1日あたり340μgの葉酸を摂取するように推奨しています。
授乳期間の葉酸は、母乳を通して赤ちゃんに行き届き、細胞分裂を促す役目を持っています。
また、葉酸には血液を作る脊髄の細胞分裂にも深い関わりがあり、葉酸をたくさん摂ることで母乳の元になる血液が作られやすくなるのです。
母乳は赤ちゃんが生きていくのに大切な栄養源です。
母乳がたくさん出るようにするために、1日340μgの葉酸を摂ることが必要なのです。
2.産後に葉酸を摂るとこんなメリットも
授乳中に葉酸を摂ることは、赤ちゃんの発育を促すだけでなく、ママ自身にもメリットがあるのです。
2-1.産後の抜け毛を予防する
産後数か月は、抜け毛の症状が顕著に現れる時期です。
葉酸にはタンパク質の合成を促進する働きもあります。
毛髪のほとんどは、「ケラチン」と呼ばれるアミノ酸の一種からできているタンパク質で形成されます。
タンパク質が不足すると、このアミノ酸が作られずに髪の毛が健やかに保たれないのです。
2-2.産後うつを予防する
後は身体が妊娠前の状態に戻ろうとすることで、ホルモンバランスが崩れがちです。
ホルモンのバランスが不安定だと、うつになりやすくなります。
2007年に行われた研究結果では、葉酸がうつ病を予防する効果を持つということが分かっています。
2-3.美容効果が期待できる
細胞分裂が促進されると、新陳代謝がアップします。
新陳代謝がアップすると、肌が再生しやすくなるため、肌トラブルを予防できます。
妊娠中に肌トラブルに悩まされた方は、産後でも葉酸を摂ることで、肌を綺麗な状態に戻すことが期待できるでしょう。
葉酸は他にも、血流を促すため冷え性を解消したり、自律神経を整えて便秘を予防する効果も持っています。
3.葉酸は妊娠中はもちろん、産後や授乳中にも欠かせない栄養素
葉酸は妊娠中に赤ちゃんが問題なく育つのに欠かせない栄養素ですが、産後や授乳中にも摂ることで、母乳を通して赤ちゃんの発育を促します。
産後は育児の疲れやホルモンバランスの乱れにより、抜け毛やうつに悩むママも少なくありません。
葉酸は、産後の赤ちゃんとママの両方が健康に暮らしていくために欠かせません。
無事に出産を乗り越えても、食事やサプリメントを通して毎日十分な量の葉酸を摂取していきたいものです。
4.まとめ
妊娠中に葉酸を摂取することが大切だとよく言われます。
妊娠中に必要な葉酸の量は1日あたり400μg、厚生労働省が推奨している量は1日440ugです。
葉酸はビタミンB群の一種で、ホウレンソウやブロッコリーなどに多く含まれています。
しかし、葉酸は水溶性が高く、調理の過程でほとんどの葉酸が失われるため、食べ物から摂取するのは難しいことなので、葉酸サプリメントで補うという方法があるのです。