妊娠を希望するなら必ずしておく準備はなに?はずせない5項目をご紹介!
赤ちゃんのために飲み始めたけど、最近はお肌の調子も良いのよ
でも、なっちゃん、妊娠前からしておいたほうがいいことは他にもあったポヨ!
お腹が大きくなってきた体を支える体力、出産に向けての体力を作るための運動をしたり、妊娠中にはしづらい健康診断やレントゲンを含む検診、予防接種、つわり中や出産後の育児でなかなか料理や買い物ができなくなった時のための宅食・宅配サービス・ネットスーパーなども調べておくと、安心ポヨ!
妊娠前の準備が、妊娠率や後々の妊娠生活・産後の生活まで響いてくることをご存じでしょうか?
ここで紹介する項目を参考にしてもらうことで、妊娠・出産になにが必要かがなんとなくでもわかってもらえると思います。
事前に準備しておくことで、後々の苦労やストレスが軽減されますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
1.葉酸など必要な栄養素を取りましょう
葉酸はビタミンB群の水溶性ビタミンのひとつで、主に緑黄色野菜などに多く含まれる栄養素です。
この栄養素が不足した状態は妊娠中は非常に危険であることが指摘されています。
葉酸が不足した状態で妊娠すると、妊娠初期に形成される赤ちゃんの神経系の異常を起こしやすくなり、無脳症・二分脊椎などの神経管閉鎖障害を起こす可能性が高くなります。
また、口唇口蓋裂・四肢形成不全・ダウン症などの異常を起こすことも報告されています。
これらの異常のほか、妊娠中の経過にも異常を及ぼします。流産・死産・妊娠高血圧症候群・胎盤早期剥離・胎児発育不全など、赤ちゃん・お母さんの両方の命が危険にさらされる状態に陥る場合もあります。
これらの異常を避けるために、妊娠を希望する女性は、葉酸の摂取が推奨されています。
妊娠1カ月以上前から、妊娠3カ月まで、通常の食事摂取(おおむね200μgとされている)に加え、葉酸400μgを栄養補助食品等から毎日摂取することが必要とされています。
葉酸の他、ビタミン類やその他の栄養素もバランスよく摂取できるように食生活を見直してみましょう。
妊娠中はもちろん、出産後には授乳や離乳食づくりなど、栄養に配慮しないといけない機会が増えます。
ぜひこの機会に食生活を見直してみましょう。
2.運動をして体力をつけましょう
妊娠・出産には体力が必要です。
つわりで食事がまともに摂れない期間が続いたり、胎動や頻尿で夜間に起きる回数が増えたり、眠りが浅くなったりと体力をどんどん使っていきます。
また、足腰が弱い人ですと、どんどん大きくなるお腹を支えるために筋肉や腱が酷使されるため、腰痛や恥骨通、神経痛という形で辛い症状が出てくる場合もあります。
妊娠する前から体力・筋力をある程度つけておくと、妊娠した時にある程度の余力がある状態でスタートすることができます。
まったく運動をしていない人は、ウォーキングやヨガなどを始めてみるいい機会かもしれません。
3.気になる病気の健診は受けておきましょう
妊娠すると、レントゲンなどの放射線を使う画像検査や造影剤を使ったMRI検査などは赤ちゃんへの影響が心配されるため、健康診断を受けるのであれば妊娠前に済ませておきましょう。
乳がん検診もレントゲンを使って行いますので、妊娠前に診てもらっておいたほうがいいでしょう。
産後は母乳を分泌するために乳腺が張った状態なので詳しく検査をするのが難しくなるため、妊娠前の時期を逃すと、次にきちんと検査できるのは卒乳した後になるため、人によっては産後1年以上先になってしまいます。
乳がん検診のほか、自分の体で弱いなと思う部分があれば検査しておいたほうが安心です。
妊娠中に虫歯の治療は大変ですので、歯科にも行っておきましょう。
4.予防接種を受けておきましょう
麻疹・風疹・水痘・おたふく風邪は予防接種で予防することが可能です。
妊娠中は予防接種はできないため、妊娠する前に接種する必要があります。
特に風疹は、妊娠中にかかってしまうと赤ちゃんが先天性風疹症候群を起こすことがあります。
先天性風疹症候群は赤ちゃんが先天性心疾患、難聴、白内障など重篤な病気になる可能性があり、できることならば避けたい病気です。
妊娠を希望した時点で、これらの病気の抗体があるかの検査をして、抗体がなければ予防接種をしておきましょう。
また、同居のご家族も同様に予防接種をしておくとより安心です。
5.宅食・宅配サービスの確認をしておきましょう
核家族化が進む現在、妊娠中・産後の食事の準備をどうするかは非常に重要です。
妊娠中に切迫流産や切迫早産になれば、安静度によってはベッドから起き上がるのも控えたほうがいい場合もあり、買い物どころか料理することも難しくなります。
また、産後1か月は赤ちゃんの世話だけして、出産でぼろぼろになった体をひたすら休める必要があるので、料理もできれば控えたほうがいいです。
そんな時に便利なのが、宅食サービスやネットスーパーなどです。
お住いの地域にはどんなサービスがあるかを事前に確認しておくと、もしもの時に焦らずに済みます。
また、事前にそのサービスを試してみるといいかもしれません。
6.まとめ
妊娠・出産は経験してみないとどんな生活が待っているか想像もつかないと思います。
近くに相談できる人生の先輩がいると心強いですが、今はネットで情報収集が可能ですので、周りに協力者の少ない環境にある人はできるだけ先回りして問題を解決しておくと安心です。